BusinessSchoolKkun’s diary

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2019年最新のイノベーション戦略

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競争社会の生き残りをかけて各企業がイノベーション戦略を図ろうとしている。今や従来のイノベーションは通じない、私はそう感じている。それには、社会全体の流れやサービスの飽和化が関係している。

 

 

 

イデアにはいずれ限界が来る。

技術者にもそう感じている人はいるだろう。しかし、アイデアは尽きることの無い永遠の創造物である。なぜなら、不可能なことが世の中にはまだ限りなく存在するからだ。もちろんそれだけではない。人間は一人ひとり個性が違い、それぞれが推し量れない可能性を秘めている。それに加え、物が豊かになった分、選択の幅が広がり、相乗効果が期待されるからだ。

 

一つのモノが起点となり、そこにアイデアという装飾を施していく。

1人の人間が編み出したものに、違う人間の新たな価値の付けたしを行うことで革新的な創作物が完成していくのである。

だが、悲しいかな。

これからの時代「それだけでは通用しない」

 

 

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現代に求められる「イノベーション」とは?

元々イノベーションの概念は、オーストリア生まれの経済学者「シュンペーター」によって提唱されたものである。

 

それによれば、イノベーションとは企業者が生産を拡大するため、生産方法や組織といった生産要素の組み合わせを変えたり、新たな生産要素を導入したりする行為を指す。そして経済発展においては、人口増加や気候変動といった外的要因よりも新結合の遂行、つまりイノベーションのような内的要因が主要因となる、と説明している。

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従来のイノベーションは単に「技術革新」と訳されてきたが、そんな時代はすでに終わりを迎えた印象だ。

 

これまでの良いモノ作りといえば、革新的な技術や最先端の技術を用いて商品を生み出していくというアプローチが主流だったが、現在のモノ作りでは社会的な課題に対してどのようなソリューションやアプローチを施すかというところが重要になってきている。

 

それには人々の購買意欲が深く関与している。

今までの人々の購買意欲は、単純にスペックが高い商品に惹かれるという点にあった。だが、現代の人々の購買意欲は「その商品によってどんな意義のある体験が得られるか」「どれほど他者に魅せれるか」という点に完全に移り変わっているのである。

 

つまりこのようにイノベーションの定義は、「技術革新」から「世の中にもたらす価値の度合いの大きさ」に遷移していることがわかる。近年では、明らかに人々が価値を感じる対象が変わってきているからだ。

 

よってシュンペーターが提唱したイノベーションのような内的要因が主要因というのはすでに現代では異なり、人々の意識の変革による外的要因が主な要因になったと考える。

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イノベーションは「破壊的」である必要はない

スマートフォンの普及により「ガラケー」の存在意義がなくなったり、白タクシー合法化に向けての政策により、新しい一般乗用車を用いたタクシーを社会に提案したりと、これまでの業界のあり方を覆すようなものがイノベーションだと捉えられることも多い。

白タクシーについての記事↓

【注:海外では合法だが日本では違法】2019年4月15日現在

 

このことからイノベーションの成功事例を見ると、やはりまだ「破壊的」なイメージを想像してしまう読者が多いだろう。

しかしそれはあくまでイノベーションの側面にすぎない。

 

確かにイノベーションの成功事例は「破壊」が目立ってしまうのだが、これまでのあり方を必ずしも「破壊」することが、イノベーションとして求められている訳ではない。

 

何かを「破壊」することなく、新たな価値を「創造」した4つの事例を下記にて紹介していく。

 

 


 

 

 

新たな価値を生み出したイノベーション事例

1.GoPro

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GoProはカメラ業界に新しい価値を提供した革命児である。

 

今では無類の人気を誇るこのGoProだが、発売当初は業界的にいえばそれほど特別な技術を搭載させているカメラとは捉えられていなかった。

 

成功の秘訣となったポイントは

差別化「自分の見た世界をそのまま切り取ったように、他人に共有できること」

タイミング「インスタグラムのサービスが浸透したこと」

社会的課題「消費者の視点で上手く考えたこと」

にあった。

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実はこのGoPro。性能は他のカメラとさほど変わりは無いんです。スペック的には差別化のポイントは無く、秀でるものはありません。

 

しかし一つだけ、他のカメラとは違う部分がありました。

それは「レンズ」です。

 

独特の魚眼レンズを用いて、今まで現象を側面的に「外から」とらえることしか出来なかったカメラの視点を「中」へと転換させGoProでしか味わえない世界を作り出したのです。

このレンズに着目を置いて、上手く差別化の仕組みを作ったわけですね。

 

それに加えて、タイミングも最高だった。

2017年にインスタグラムの「月間アクティブユーザーが8億人」「デイリーアクティブユーザーが5億人」を記録しました。「おしゃれな写真を投稿することにより承認欲求を満たす」これが人々を夢中にさせたわけです。

 

ただ、これほどのユーザーがいる中で自分が目立とうと思ったら、良い被写体だけでは注目されないと人々は考えたのです。

 

皆が良い被写体を準備すればそこの優劣に大差はありませんから。

そこで人々は「より良いカメラを使おう」と考え、GoProを選んだというのです。スマホや一般的なカメラでは大きな差別化を図るのは難しい。だが、「今まで誰も見たことが無い写真」をこのカメラでは撮ることが出来る。企業のアプローチにより、そう人々は感じたのです。

 

今や多くのカメラが普及している世の中ですから、写真なんて簡単に撮ることが出来ます。ましてや1人一台スマホを持つ時代ですのでカメラすらもいらないと人々は感じていたと思います。

 

ですがGoProだけは違っていました。

人々に新たな価値を提供したのです。

これは一見「破壊」のように見えますが全く違います。

 

あくまでカメラの専門外の顧客をターゲットにしているからです。カメラに詳しい人ならば知識も豊富ですから、自身にあったカメラを見つけ出すことが出来るでしょう。しかし、カメラに詳しくない顧客なら話は別です。特に知識も無いため、判断は写真の質でしか見極めることが出来ません。そんな状態で「今まで見たことも無い写真」に出会ってしまえば、購入してしまうのも無理がありません。

 

ですが先ほどにも言った様にカメラに詳しい人ならば、もっと別に良いカメラを知っていて選択肢の幅が広いためGoPro以外からも購入する可能性が十分にあるということです。

車に知識がない人は、目の前に美しく輝くフェラーリが止まっていれば、当然それだけの情報しか知らないので、フェラーリの購入を検討してしまうのは当然のことでしょう。

 

ですが車に詳しい人なら、フェラーリ以外のランボルギーニブガッティ・ヴェイロン等の中から自分の好みに合わせて選択することが出来ますから、他のカメラにも需要があるわけです。

つまり破壊ではないということです。

フェラーリの場合は値段が張るので購入出来るかは分かりませんが、GoProの値段ならば手に届かないことはないでしょう。

 

 

まとめ

GoProはマーケティング・差別化・タイミング全てにおいて完璧でした。広告の仕方や独占的な技術もそうですが一番は「社会の課題」を解決したことに成功はありました。

スマホだけで十分」という信念を綺麗に覆し、

『良い被写体を良いカメラで撮ってインスタグラムに投稿する』

という構図に見事「GoPro」が参入することを達成したのです。

 

2.チーズハットグ

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食品業界の中の「ホットドック」に着目をおいて、食べ物を魅せるものに変えたイノベーション商品。

 

チーズハットグは今女子高生たちの間で大人気の商品ですが、これにもSNSが大きく関与しています。

それは、先ほどにも登場した「インスタグラム」です。

チーズハットグはこのインスタが無ければ、ここまでの売れ行きは見せなかったと確信します。その理由を下記にて解説します。

 

 

チーズハットグを食べる姿がインスタ映えになる

若者は常にインスタ映えになる被写体を探しています。そのインスタ映えの中心にある評価基準とは、「オシャレ」なのです。オシャレかどうか、つまりインスタ映えするかどうかで、女子高生は消費を考えるのです。

 

確かにチーズハットグは美味しそうだと感じるのですが、行列を並んでまで購入しようとは思いません。ましてやチーズハットグ以外にも小腹を満たすものなんてたくさん存在するのですから他の食べ物を買ってもいいわけです。

 

ですが女子高生たちは、お腹を満たす目的で動いている訳ではなく、インスタに投稿する目的で動いているため、チーズハットグを選ぶのです。

 

つまりここには

・食べるための食料

・魅せるための食料

二極化が存在することが考えられます。

 

食べるための食料は「味」で評価されますが、魅せるための食料は「見た目」で評価がされ、なおかつインスタで映える商品でしか注目されません。

これも時代に合ったイノベーションなのです。

 

上手く消費者側の視点に立つことが出来、特定の若年層を支持することに成功しました。今や「食べる」だけが食料ではありませんからね。

 

食料にも芸術性・おしゃれが強く求められる時代となったわけです。しかし、これも全てインスタの普及のおかげであるためやはり「タイミング」を掴むことは大切だと実感できますね。

「世の中のサービスに隣接することが出来る食料を提供する」

これも近未来の食品業界に必要とされる考えだと思う。

 

 

3.LG SIGNATURE OLED TV

 

LGのSIGNATURE OLED TVは、CES2019で紹介されて話題になった商品だ。

この商品は「テレビは据え置きする家具」であるという概念を根本から覆し「テレビは収納できる家具」という新しい概念の元、製作された次世代型テレビである。

 

必要なときに必要な分だけ画面をロールアップして出せることが可能で、画面を数インチだけ出して、テロップのように天気情報やニュースを見ることができるようだ。

 

この次世代型テレビは、「景観をテレビで邪魔されたくない」「テレビを壁側だけに置きたくない」という消費者の悩みを解決した商品である。

 

「テレビは必要なときに取り出すもの」という新たな価値観を提示した。

この差別化は上手く海外に浸透していくだろう。おそらく販売初期価格は100万円に近い数字になると予想されるが、海外の富裕層等はこぞって購入するだろう。一方、日本の一般家庭にはあまり浸透しないと考える。海外の解放的な空気感や風潮には上手くヒッティングするが、日本はどちらかと言えば閉鎖的で古風なため受け入れない可能性さえもある。

 

だがそれはあくまで100万円近くの値段であったのならばの話で、この商品の劣化版で標準価格の10分の1程の価格で発売されれば売れるようになるだろう。

 

企業のマーケティング次第で真に求めている人まで情報が届けば、買わずにはいられないだろう。

 

4.ワイヤレス充電ケース

 

この商品は携帯カバーメーカーのSpigenが発案したもので、ワイヤレス充電とは、コードに繋ぐことなく充電ケースにはめるだけで端末を充電できる優れものです。

 

この充電ケースなら、内蔵されたOssiaの「Cota」チップが、ワイヤレス電力信号を受信し、使用可能な電力に変換してくれます。手にもったまま動き回っても、信号は1秒間に100回飛んでくるので問題ありません。ただし、ユーザーが無線トランスミッターと呼ばれるものから3~3.6mほどの距離にいる必要があります。つまりその範囲内であれば常に充電され続けるのです。

 

コードを無くすことで、「ペットが噛む心配」「赤ちゃんが触る心配」も無くなるため、漏電することはまずありえなくなります。コードレスは危険を無くすことができる安全を考えた商品だということが分かりますね。

 

さらにこれなら、わざわざ外出先でコンセントを探す必要も無く、コンセントが無い場所でも充電が可能になるのです。

 

既にたくさんのワイヤレス充電器が市場に出回っていますが、カバーによる充電はおそらく初なので、期待が持てますね。市場に本格的に出回るのは2020年以降になりそうです。

 

イノベーションは外的要因から生まれる

現代のイノベーションは、人の心にある不満や悩みを解消する方法のことである。付け足すなら、それはでもあるということ。

 

大切なのは、社会に新たな価値を提案して、人々の生活に変化を与えることだ。

また、ここで紹介してきたイノベーションを注視してみると、開発者たちはいかに革新的な技術を持って商品を作るというよりも、いかに人々の問題を解決するような新しい価値を提供できるかというところに注力しているように感じられるだろう。

 

その誕生背景にや着目してみるとやはり、どれもが人々のニーズを起点として生まれた商品やサービスであるということが分かるのではないだろうか。

 

人間はこれまでに様々な商品を築き上げてきた。

そうしていく内に製品過多となりアイデアにも限界が迎えた。と思っていただけだった。私はアイデアは無限であると考え直した。何故なら、「完璧」なモノなど存在しないからだ。

 

どこかに必ず欠陥や不満点が存在する。消費者もそれを知っている。

つまり、そこを改善していけば良いのだ。

さらにイノベーションとは、他者のアイデアやサービスを起点として生まれる商品もあることを忘れてはいけない。インスタグラムとチーズハットグの関係性のように、相関的に「利」を生み出すことも可能なのである。

常に人々の動向や社会全体の流行を観察し、人が何を求めているのかを見定めることが重要点となるだろう。

 

 


 

 

 

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